あなたはどうしても欲しい車があったら、事故車でも購入しますか?
それとも、やめておきますか?
迷うところでしょうが、その中には人身事故を起こした車があるのも事実です。
事故車はかまわないけれど、人身事故車は気持ちが悪いので避けたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
では、そんな方はどんな点に気を付けて購入したら良いのでしょうか?
こんな車は危ないので要注意!
中古車の中でも事故車を買う上で注意しなければならない点はいくつかあります。
しっかりと修理されていることが大前提であり、購入の判断をするにあたり最大のポイントになります。
せっかく買っても、真っ直ぐ走らない車など欲しがる人はいません。
では、どんな車が要注意かというと”激安”の車になります。
事故車なので、無事故(修復歴なし)の車と比較したら割安でもおかしくはありませんが、異常に安い車は危険です。
簡単な事故車の見分け方については事故車の修復歴を調べる方法とは?素人でも見つけられるコツを紹介にもありますが、このような車は事故の程度が大きかったことも容易に想像できます。
これにより車の破損がひどいばかりでなく、ケガや場合によっては死亡につながっている可能性も考えられます。
値段が高ければ良いわけではありませんが、、激安の車(特に事故車)はいくら修理ができているように思えても、購入は良く考えてから決めましょう。
見た目にだまされないようにする
最近は修復技術が向上しているので、全損扱いとなるような大事故でない限り修理が可能です。
修理後の状態はどうかと言えば、素人では分からないほどの仕上がりになっている場合が多々あります。
これは外装だけに限らず、内装においても同じことが言えます。
一見しただけでは事故をおこした形跡が見当たらないので、つい安心してしまうことがありますが、ここに大きな落とし穴があるのです。
確かに部品交換等によってキレイな状態になっており、何も問題ないように見えますが本当のところは分かりません。
実際に乗ってみると「異音がする」「乗り心地が悪い」あるいは「違和感がある」といったことがあり得るのです。
それに運転者や同乗者がケガをしたからと言っても、その痕跡は残されていないのが現状です。
ですから、購入者側には正確な情報が伝わることがありません。仮に人身事故が起きていたとしても、販売店側から詳細な情報を得るのは困難でしょう。
ましてや人身事故があったなどと、わざわざ教えてくれる業者などありません。
人身事故車を見分ける方法はある?
では人身事故があったかどうかを見分けるにはどうしたら良いのでしょうか?
確実な答えは「ない」のです。
そうは言っても、まったくないわけではありません。
その調べ方としては事故歴が分かれば、確認できることもあります。
つまり前のオーナーが誰かわかっていれば、事故の状況を調べる事も可能というわけです。
例えば販売店側でオーナーから直接仕入れた場合など仕入れルートがはっきりしている場合には、確認できる確率が高くなります。
そうは言っても、このようなケースはまれであり、ほとんどの場合はわからないままです。
特にオークションで売買された車になると、その記録をたどることができませんので確かめる方法がないのです。
表示義務もありませんしイメージダウンにつながることですので、販売者側からすれば触れたくない部分なのかもしれません。
買った後に気が付いたら二者択一
もしも購入した車が人身事故を起こしていたとしたらどうしますか?
対処方法は2通りで、単純明快ですが「そのまま乗り続ける」か「手放す」かのどちらかだと思います。
せっかく購入したのに、ケガ人が出た車であるとわかったら嫌な思いをする方もいらっしゃるでしょう。
ましてや死亡事故になっていたなら、気持ちが悪くて運転する気にならないかもしれません。
ですが、このような事は自動車に限らず、いろんな場面で起こり得ることなので割り切ってしまうことも大切です。
これは決して事故車に限ったことではなく、多くの事柄に当てはまります。
例えばあなたが愛用している品物の製造過程で、死亡事故が起きていたらなどと考える人はほとんどいないと思います。
それと同じではないでしょうか。
人身事故車だと分かってどうしても嫌であれば、残念ですが売却してしまうしかありません。
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まとめ
事故車には、人身事故を起こしたかもしれないというリスクが必ずついてきます。
それをどう考えるか、そしてどうするか最終的な判断をするのはあなたです。
どうしても不安があったりイメージが悪くて我慢できそうにないようでしたら、検討の段階で除外しておくべきでしょう。
例え修復歴がない車だとしても、自分で納得できないのであれば購入しないのが最善の選択です。