査定依頼をする時に最も避けたいのが業者とのトラブルです。
売ったまでは良かったが後になってからクレームがきたり、減額されたりするケースがあります。
こうならないためにも査定依頼をしたときには、しっかりと確認しておくことが必要なのです。では、どんな事を確認しておけば良いのでしょうか?
また見積もりは何社でチェックすれば良いかも見ていきます。
目次
査定依頼する時の注意点
やってみるかい?
車を売ることを前提で考える
査定を依頼するにあたって、あなたの車をどうしたいのかを決めておくべきです。
出来れば売却することが決まってから見積りをしてもらう方が、契約後のトラブルにもなりにくいでしょう。
というのも車を売る場合にはクーリングオフが適用されませんし、キャンセルとなれば逆に解約料を請求される事になりかねません。
もちろんキャンセルも無料の良心的な業者もありますが、すべてではありません。よく考えたけど直すことことにしたなどとなったら、解約料が発生することだってあります。
まずはあなたの気持ちが固まってからでも遅くはありません。
依頼前に評判をチェックする
これはとても大切なことです。面倒だからという理由で安易に何社も依頼するのはやめましょう。
査定をお願いするところは限定した方が良いです。
ついつい欲がでてしまい多くの業者に依頼したくなる気持ちはよくわかりますが、中には評判が今一つといったところもありますので注意してください。
キャンセルはできるか?、どんな業者か?など分かる範囲で調べて選ぶことが必要になってきます。
契約は決してあせらない
すぐに処分したい場合もあるでしょうが、一度は落ち着いて考えてみましょう。
中には即決を迫る業者もいるかもしれません。ですが、その時の状況が決して良いとは限らないのです。逆にあおってくる業者は要注意です。
「今決めてもらえれば…」「後日ではこの価格では…」などと言われても焦る必要はありません。
もちろんあなたが満足できる内容であればそれでも良いのでしょうが、一旦は保留にして考える余裕を持ちましょう。
受け取り金額の内容を確認する
後になって金額が変更になるといった事が起こらないように、受け取り金額の内容を確認しておきます。
業者によってはこの中に、税金や保険といったものが含まれていることがあります。もしこれらが含まれている場合には、あなたに返って来ないことを承知していましょう。
また、後になって廃車などの費用が発生しないことも重要です。特に買い取り額が低い場合には逆にお金を払うことになりかねません。
YES/NOをはっきりと言う
業者の中には押しの強いところもありますので、その流れで何となく売ってしまうことの無いようにします。
断るときはハッキリ「今回は売りません」と言わないとダメです。
曖昧な返事をしていると業者に言われるままになってしまい、後になって「やっぱり止めておけば良かった」などと後悔につながります。
あなたはお客さんでもあるのですから、そうならないためにもYES/NOはハッキリと言いましょう。
そうしないと半ば強引に契約させられてしまうかもしれませんので要注意です。
見積りは何社がいいの?
一括査定で依頼をする場合ですが、いったい何社で見積もりをしてもらえば良いのでしょうか。
その答えは「あなた次第です」と言ってしまえば無責任に感じますが、どれくらいの業者から見積もりを取りたいかによって異なります。
ただ2社というのは少ないでしょう。それは十分な比較ができないばかりか、たまたま2社とも需要がない車であると見込んでいた場合に、あなたの納得できる金額が得られないからです。
最低でも3社は比較したいところです。
私は過去に5社ほど依頼をしましたが、中にはしつこい業者もいて何度も電話を掛けてきますのでハッキリと断りました。もちろん次回からは除外しようと思います。
そんな経験から言わせていただくと5社が限度ではないでしょうか。
そうなんです。あまり多くに依頼をすると、実際にはもっと多くの業者から電話がくることがあり、迷惑に思える事があるはずです。
もちろんあなたが承知の上ならば良いのですが、それでも頻繁に電話が掛かってくるのも考えものです。
多ければ良いという考え方は捨てて、業者の評判を調べた上で選びたいものです。世間の目は厳しいので、良心的な業者であれば悪い評判はないでしょう。
まとめ
私も以前に誰でも知っているほどの有名な業者に、見積もりを依頼したことがあります。
ところが後日になって金額を下げてきたのです。新車で購入しており車の状態については何一つ問題もありませんし、事故も起こしていないにも関わらずにいきなり値下げです。
ちゃんと契約書も交わしていたのでショックでした。
結局、他の業者に売却しましたがその業者に対するイメージは、現在も悪いままで査定の際には除外しています。
こんな事の無いようにしっかりと選ぶようにしましょう。