どうせ中古車を買うなら少しでも安く買いたいのは誰でも同じです。
特に事故車になると激安と言ってもいいくらい値段が安くなり現状販売ならば、ずいぶんと手頃な値段で買えます。
これを承知の上で購入しても良いものか、それとも避けるべきか迷うところです。
そこで事故者の激安販売や現状販売の注意点、危険を回避する方法について見ていきます。
事故車の激安販売には手を出すな!
事故車と言えど激安販売と聞くとつい注目してしまいます。
特に人気車種だったりすると、魅力を感じるかもしれません。
修理済みで値段が安ければいいと考えるのも、事故車を購入するときの割り切り方です。
ですが購入してしまって本当に大丈夫なのでしょうか?
激安の裏側に隠れているもの
実はこの”激安”という言葉の裏には注意しなければならない事実が隠れています。
それは安かろう悪かろうということわざの通り、安い分だけ質が落ちるということです。
つまりあなたが期待している品質が得られない可能性があり、「何かあったら直して乗ってください」と言われているようなものです。
もちろん長年乗っても問題のない車はあるでしょう。
ですが現実に目を向けると多くの車で問題が発生しています。
変な異音や振動があったら事故車かも?修理費用&乗り続けて大丈夫?にもありますが、乗っていて不快になる可能性が高いのです。
現実を冷静に見ることが大切
もしこのリスクを承知の上で購入するのであれば、それも選択肢の一つだと思います。
ただ、すべての方は不快な症状が出ることを望んでいません。それにもし異常な状態になってしまったら、修理したいと思うはずです。
それを考えたら冷静に現実を見ないといけないのではないでしょうか?
いかに値段が安い車であっても、買ってしまったら快適に乗り続けたいと思うのは誰でも一緒のはずです。
その為にはお金と時間をかけて修理して、また問題が起きたら修理を繰り返さないようにしなければいけません。
そうならないためにも安易に考えたりせずに慎重になる必要があります。
もし、修理を繰り返す状態が延々と続いたらあなたはどうしますか?
第一、そのような車を売却処分しようとしても、今度は買い手が見つからないといった事態になりかねません。
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現状販売の危険な罠を回避する方法
販売されている事故車でも保証が付いているものは安心できるかもしれませんが、保証内容は確認しておくことが重要になってきます。
そうしないと納車後になって問題が発生した場合に、自分でお金を払って修理する羽目になってしまいます。
ですが実際のところ、現状販売の事故車がたくさん存在しています。
現状販売という呼び名の通り現状のままで引き渡されますが、実はこれがクセモノなのです。
驚くほく安いことがあるのですが、何も補償を受けることができない車であり、買ったら最後すべての責任はあなたにあります。
ただし、すべてが質の悪い車ではなく、時々「当たり」の車もあるのは事実で私も経験しています。
もし外れの車を買ってしまうと大変です。
修理の繰り返しになってしまい、その出費は膨大な金額になってしまうことさえあるのです。
この点を良く理解した上でなければ購入しないのが正解です。
どうしても欲しいのであれば、たとえ数か月でも保証の付いた車の方がまだ良いのではないでしょうか。
まとめ
事故車のリスクは取り除くことができません。
その理由はどこにどのような損傷が残っているかわからないからです。
ですから事故車の購入を考えているのであれば、程度を判別できるくらいの目利きができない限りお勧めしません。
それと販売店についても、いかに良心的なお店を見つけるかがカギとなるでしょう。
ただ現実問題として、そのようなお店を見つけるのは困難で、ほとんどないものと理解しておいてください。